大先生の一言

下手に合氣道を使おうとすると自滅する

*昭和53年5月16日の夕稽古の時に話された大先生の一言

合氣道は素晴らしい武道です。ただそれをどう使うかは、使う人次第、より良い人生を!

 合氣道は、自分が考えているほど万能ではない。合氣道を使う人の心の赴くままに自由自在に水のように変化する。私の都合の良いようには働いてはくれない。「気違いに刃物」という慣用句がある。どんなに立派な刃物であっても、使い道によっては殺人の道具にもなるし、人を幸せにする料理を創る道具にもなる。ひとえに、道具を使う人の心の持ち方ひとつで幸にも不幸にもなる。若い時は、物事を見る視野の狭さから物事の判断に迷い、何度となく壁にぶつかって後悔し反省し、自分なりにどちらかの道を選び現在に続いている。迷うことは悪い事ではない。命の灯が消えるまでは、意識しようがしまいが選択を強いられる。「自己の使命を完遂することこそ武の道であらねばならぬ」

本多理一郎 記

 7月21日(土)親徳館ビアガーデンの会が、午後7時からアークホテル熊本城前屋上ビアガーデンで行われ、猛暑の熊本の夜を陽気に吹き飛ばしました。今年は14人が参加、その中には新入会員の4人と幼年部から合氣道を始めた下川里沙さん、中学生から始めた村上柚衣さんも20歳を過ぎ、お酒が飲めるようになったので、参加してもらいました。また、加藤友美さんの弐段の昇段祝も同時に行い参加者からの祝福を受けていました。多いに盛り上がった華やかな暑気払いの会も9時半頃終了しました。弐段になった加藤友美さんから「以前行っていた北部武道場での土曜日午前中の稽古を復活してもらえませんか」との提案がありました。当時は、稽古する会員が少なすぎてやめていたので、「5人以上の会員が集まればやりましょう」と答えると「集まりました」という返事が返ってきたので、8月4日(土)から、午前10時~11時、北部武道場で再開する事になりました。前向きで積極的な提案は大歓迎です。

※8月13日~15日の稽古を中止します。

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