大先生の一言
腰 を 中 心 に 、 接 触 点 に 任 せ る と 力 が 抜 け ま す 。

*昭和58年6月5日(日)九州学生合氣道連盟演武会での大先生の一言

大先生の一言は、私には常に新鮮で、気付きを与えてくれる道の指針です。

 令和2年大相撲初場所は、平幕で最も下位の力士(徳勝龍関)が優勝して幕を閉じた。場所中に、近大時代の恩師が急死して、優勝インタビューで「監督が見てくれているじゃなくて、監督が一緒に土俵の中で闘ってくれていたと思う。」と答えていました。

 私の恩師(大先生)も今はいませんが、63冊の手帳に時々書かれている「大先生の一言」で、今の自分を見つめ直し、迷うことなく前を向いて道を求めることが出来ることに感謝しています。今でも大先生がここにいて稽古の指導をして下さっているように思えます。

 時を重ね、言葉に対する受け止め方は微妙に違っているかもしれませんが、それでも、大先生の一言は、私には常に新鮮で、気付きを与えてくれる道の指針です。

 こ れ ま で の 合 氣 道 を 通 し て     弐 段  北 原  有 起 

 昇段審査が終わり、ホッとしたと同時に心が引き締まる思いです。同時に合氣道を始めて5年が経とうとしているので振り返る機会だと思いました。まず自分が驚いているのは、5年間も続けられているということです。何事も長続きせず、身も心も疲れていたのですが、合氣道という未知の世界が自分にタイミングよく合っていたのかもしれません。5年間も続けられたことより、仕事や趣味や勉強も続けることができています。これまでは会社員のシステムエンジニアとして働いてきましたが、休むことなく続けられたことでフリーランスとしてやっていく自信がつきました。趣味としては一時中断していた音楽活動も少しずつ再開し、新しい仲間も増え始めています。そして勉強に関しては、ブログを続けられたことで様々な業種の人と仲良くなることができて、将来的にも楽しみが増えてきました。これらの行動を経験して感じたことは、「合氣道は自分をうつす鑑」なのだということです。人に対し与える行動をすれば、それに対しての良いことがあるし、奪うことをすれば自分に跳ね返ってきます。ある勉強会で自分が正しいと主張しましたが、それは皆が望むことではなかったため自分一人よがりになり周りから孤立することになったことがあります。だから自分は正しいという考え方を捨て周囲を受け入れるようになりたいと思っています。合氣道により、自分の長所と短所が分かるようになりました。しかし短所も見方を変えれば個性となります。だからもっと過去の自分からどれだけ変わったかを自覚し、もっと人の役に立てる合氣道家として、身近な所から役に立てるようになっていきたいと思っています。

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