私のつぶやき

嗚 呼  ‼  砂 泊 先 生 、 有 り 難 う ご ざ い ま す。

※ 平成12年7月の有段者研修会での砂泊先生の言葉に接した時の私のつぶやき

力を抜くというのとですね、相手に任せるというのは、全然違うんですよ。そこをしっかりと分かっていないといけないですね。だから「力を抜かないと駄目だよ」と言って教えても駄目なんです。だから「最初から力を抜いてしまうと弱いんだ」「相手が入って来るんだ」ということです。だから、相手に任せるということは、手を取った瞬間に相手の接触点に既に任せているんだということなんですね。それでもう始まっている。相手とここで結んでいる。だから、相手は技をかけられないという状態になっているんです。ですから、あなた方が、そういう気持ちを持って練習していくと必ず良くなっていくんですよ。技がかかっていくんです。こうゆう風にしたらこうなるという道標は教えているんです。私は、その道標を四十年余りかかって開拓してきたわけですよ。だから、その道を徹底的に歩いて続けてくれば必ず奥深いところに来るんです。そしてそれを世界中の人に伝えて世界に平和を満たすんです。上記の言葉は、第297回合氣万生道(当時)有段者研修会が平成12年7月9日に行われた時、砂泊道長が稽古中に弟子達に話された言葉で、私がDVDを購入して文章におこしたものです。呼吸力の出し方の説明がされています。昔の私なら実力も無かったので理解できないところも、今なら理解できる気がします。沢山稽古して、多くの人の手を取って得たものは自分のものです。

本多理一郎 記

「 生 涯 武 道 親 徳 館 合 氣 道 」   五 段  兼 島  啓

 初めに、合氣道五段允可ありがとうございます。日々稽古不足をしている私に名誉ある段位を頂けるとは思いもよらず、嬉しいやら、恥ずかしいやら、分不相応ではないかと悩みましたが、唯々感謝してお受けしようと思っています。1994年、本多館長は沖縄での自衛官時代に万生館合氣道沖縄道場を立ち上げられました。それから早30年が経ち、沖縄道場も色々な方との出会いがあり、別れがあり、そして今の会員との繋がりがあります。これもひとえに合氣道をやりたい、続けたいの思いで今に至っています。そして年に1度、本多館長の手を取り技を確かめられる沖縄道場出張稽古を会員は,楽しみにしています。本多館長の努力があったからこそ沖縄の合氣道の普及があり、今の親徳館合氣道沖縄道場があります。先生の「行雲流水」のごとく、沖縄道場は素直に、謙虚に、週1度の稽古に励んでいます。道場として使わせてもらっている石田中学校の道場の畳が、擦り切れるまで、これからも親徳館合氣道沖縄道場を、「合氣道の精神」の中にある自己完成の道を目指して続けて行くつもりです。

切り絵の作品展

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