大先生の一言

『合氣道の精神』を求める合氣道をする者が、私の合氣道を継ぐ者です。

*大先生の晩年、「先生の合気道を継ぐ人は誰ですか。」との私の質問に対する大先生の答え

大先生の目指して来られた合氣道と同じ方向を向いて、親徳館合気道の船を進める。

 新年明けましておめでとうございます。本年が皆様にとって良い年になることをお祈り致します。‘2012年12月21日地球滅亡の日‘の予言も見事に外れ、今年も、元旦を迎えることができ、誠に有り難く感謝の気持ちで一杯です。今年も合氣道の精神に一歩でも近づけるように、親徳館合氣道の更なる飛躍を目指して、日々の稽古に励みたいと思います。

 合気道の精神今回の「大先生の一言」にある『合氣道の精神』ですが、私達が稽古を始める前に、いつも奉唱しているものです。私が合氣道を始めた頃(昭和42年)には奉唱されてませんでした。昭和50年頃から行われていたと思います。「合氣道」(創始者 植芝盛平監修の著書 初版昭和32年)の座談会で開祖が語った言葉を、書道家で、後援会長、中島好章先生が読み易くまとめられた言葉です。大先生は、「言葉の存在は知ってましたが、これを掲げるまでには時間が掛りました。」と話されたことがあります。合氣道専門家であり、合氣道九段の大先生の奥深い心と身体の葛藤が琴線に触れた究極の目標ではなかったかと察します。 新年を迎えた今、私は大先生の目指して来られた合氣道と同じ方向を向いて親徳館合気道の船を前に進めて行こうと改めて思いました。      

本多理一郎 記

 12月1日(土)全自衛隊合気道演武大会が、防衛省市ヶ谷駐屯地体育館でありました。今回は、私だけで、午前中の合同稽古と懇親会に参加しました。演武の参加はありませんでしたが、隊員やOBの演武を見て、北熊本支部も、次回は演武での参加をしたいと思いました。15年前「北熊本支部部員の少なさに、自信が持てず防衛庁合気道連合会を辞めたいです。」と大先生に話したことがあります。「本多君、続けなさい。」が大先生の答えでした。私が29歳で創部した北熊本駐屯地合氣道部と、支部に受け入れて下さった連合会の皆様を大切にして末永く付き合っていきたいです。

 12月8日(土)親徳館合氣道忘年会を午後7時から植木町内の居酒屋「ふくろう」で行いました。植木、北部天水、ウエッキーの各道場から一般会員が集い、鍋を囲んでの忘年会は、初めて顔を見る人もあり、話が弾んでいました。幹事の松見章さん有難うございました。

 12月23日(日) 初段に挑戦する河村1級以下5人の昇段昇級審査を行いました。

おすすめの記事