大先生の一言

70歳にしてやっと、常に曇りの無い太陽に、手を合わせる気持ちになりました。

*平成7年1月21日、熊本での演習の為に沖縄から来ていた時、大先生宅を訪ねた際の大先生の一言

太陽への向き合い方は人によって違いますが、太陽の創世記からの恩恵はただ拝むしかない。

 平成7年1月17日(火)午前5時46分阪神淡路大震災が起こったのは、私が北熊本駐屯地であったYS27日米共同訓練(1.27~2.2)の訓練の為、沖縄を出発する日の朝でした。演習本番前で外出が可能だったので本部道場に稽古に行き、大先生宅を訪ねました。大先生は「今日も良し、明日もまた良し何事も、神の心に任す身なれば」という先人の言葉を織り交ぜながら「良心の光を、輝かせなさいよ」「魂を磨きなさいよ」と語って下さいました。「70歳にしてやっと、・・・」の一言も大先生の魂の修行の課程で到達したひとつの境地ではなかったのかと思います。太陽を拝む行動は誰でも出来ますが、どうゆう気持ちで向き合うかは人それぞれです。「70歳にしてやっと」という言葉に大先生の悟りの深さを感じます。演習中、関西方面に災害派遣で向う車列を見送りました。     

本多理一郎 記

 8月27日(土)~28日(日)に、平成28年度夏季合宿交流会が、阿蘇市の連盟本部道場で開催され、9団体から55人の会員が参加しました。今回から陽聖館と流身館の仲間も加わり、より充実した稽古ができました。たっぷりと汗を流した後、内牧温泉ホテル「角萬」にて懇親会、宿泊して絆をより深めました。なお、親徳館からの参加者は館長の私だけで少し寂しい思いをしました。来年を期待します。

 9月12日(月)連盟本部道場の所在する阿蘇市に対し、熊本地震災害支援金として連盟各道場から寄せられた善意の募金を、豊田連盟会長から阿蘇市長に、手渡されたと連絡を受けました。
 連盟本部道場の被害は有りませんでしたが、近くの山の崩落や温泉施設等の被害は大変なものでした。阿蘇市の一日も早い復興を祈りたいと思います。

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