大先生の一言

21世紀になれば、この合氣道の指導者はいくらいても足りなくなるから

*平成2年5月29日本部道場夕稽古での大先生の一言

時代が変わっても、変わらない真実がこの合氣道にはあるから、それを求めなさいよ。

 平成2年(1990年)5月29日は、大先生の結婚記念日で大先生も65歳と武道家として充実しておられた時期ではなかったろうかと推察します。21世紀の世界は輝く未来、全ての夢が実現しそうな、響きをもった言葉として当時の私は感じていました。実際に21世紀になって17年が経ち、パソコン、スマホなど20世紀には思いつかないような時代になり、便利で快適な生活が訪れています。ただ、どんなに物事が進歩しても、人の心の在り方は「10人10色」だし、生かされた人生を最後までそれぞれのゴールに向って生き抜くことに変わりは無いです。「時代がどんなに変わっても、変わらない真実がこの合氣道にはあるから、それを求めなさいよ」と言われているような氣がします。     

本多理一郎 記

   私 と 合 氣 道 と 仲 間 達      

 初 段   松 見   章

 私、ウエッキーの薬、化粧品屋で仕事をしております。今から6年程前でしょうか、先に入門していた男澤さんにウエッキーの2階ホールで合氣道をやらないかと」言われたのがキッカケでした。当初ウエッキーで働いている僕等3名も含めて8人位でスタートしたと思います。ダイエットや腰痛にも良い全身を使う健康的な武道だと教わりました。1年程経つと、足腰が痛いや、なかなか痩せないとか、意外とハードだ等で中高年の女性方が少しずつ止められていきました。子供も大人も増えたり減ったりを繰り返し今は6人前後で落ち着いております。ダイエットを期待していた人達も多いのですが、私は始めた頃より逆に8キロ程太ったのではないでしょうか(泣)。そんな私も週に1回行けるかどうか、月に1度の時もありましたが、この春、漸く初段に成れました。これは、先生の教えの下で、先輩方や皆様方、仲間がいたからだと感謝しております。これからも皆様方と共に切磋琢磨し先生の技を少しずつ覚えて楽しく合氣道を続けていけたらなと思っております。
 永く続けるコツは何事も程々にと思います。合氣道ファストにはならないですが、趣味の一つと考えております。勿論、皆様とのお酒の交流も大切な趣味の一つです(笑)。人生を楽しむためには心身共に健康であることは勿論ですが、その為にも、感謝の心を忘れず、好きな趣味を幾つか持ち、そして探求し、正直に正しく生きる事ではないでしょうか。まあそう簡単に行かないのが私の人生ですが(汗)、そういった趣味の一つに合氣道はもってこいだと思います。
 最後に、私にとって合氣道とは、世代を超えて楽しめる健康的な武道だと思います。
 皆様、これからもウエッキー含めどうぞ宜しくお願いいたします。

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