大先生の一言

合  氣  道は、『 強 く な っ た 』と言うんですよ。

*昭和50年、長崎道場の会員として熊本の本部道場を訪れた際、私の質問に答えた大先生の一言

私の愚問に、優しく答えて頂いた大先生に感謝しています。

 私が22歳の春、2泊3日の休暇が取れ、初めて本部道場に稽古をしに行った時、朝稽古の後、事務所へ大先生に呼ばれて行きました。当時の事務所は、鶴屋百貨店の隣にある加藤ビル5階にあり、そこで内弟子の方が作られた玄米と玄米の味噌汁の朝食を大先生と一緒に頂きました。大先生は、50歳独身で、ここにお住まいでした。朝食後、2時間程度大先生のお話を伺う機会があり、愚問とは思いましたが、あえて質問しました。「先生、合氣道の実力が向上してきた時、『上手になった』と言うのですか、それとも『強くなった』と言うんですか」と。大先生の答えは「強くなった」でした。予想した答えではありましたが、もやもやした迷いが晴れた思いでした。合氣道三昧の休暇で、本部道場と長崎道場の歴然とした実力差と熊本の水の旨さを知りました。翌年、本部道場に移籍しました。     

本多理一郎 記

 7月26日・27日に、平成26年夏季子供合宿交流会が阿蘇市内牧にある連盟本部道場であり、幼年会員と引率者約30人が集まり3回の稽古、イベントを楽しみました。
 午後1時30分から木村育翔館長の指導で稽古、その後かき氷を食べての休憩、午後3時30分から2回目の稽古、夜中には、花火、肝試し、昆虫の捕獲等をしました。翌朝ラジオ体操、9時30分から3回目の稽古、外は雨と雷でしたが、それにも負けず元気一杯に日程をやり遂げました。
 親徳館からの参加者は、天水道場の小川諒真君、聖史君の兄弟、ウエッキー道場の春成尚賢君の3人と引率者として今村2級と私が同行しました。

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