大先生の一言

一 芸 に 秀 で る こ と で 、 世 の 役 に 立 ち な さ い 。

*昭和58年3月、私が31歳の時、大先生に言われた一言をメモに記述

「病弱な私の身体ですが、合氣道できますか」と聞いて始めた道を、47年間続けています。

 15歳で、高校のクラブ活動(合氣道部)に入部したのが縁で、合氣道を始めました。病弱で運動が苦手だった私は、当初、文化クラブの地歴部に入部していましたが、古典や漢文の授業を担任され、合氣道部顧問、平塚俊克先生が、授業中に話される「合氣道」という未知の武道に魅せられたのが切っ掛けです。 当時(昭和42年)、まだ合氣道の知名度は低く長崎道場が開設されて1年弱の頃で、平塚先生は小柄な体格ながら身動きの素早い技で、合氣道参段、長崎道場初代会長をされていました。私が職員室に入部の申し込みに行っての第一声は、「先生、小さい頃から骨折したり病気がちな身体の私ですが、こんな私でも、合氣道できますか」でした。「勿論、できます」との言葉に励まされ、47年間、健康で丈夫な身体をお与え頂き、今でも大好きな合氣道を続けれることは有り難いです。     

本多理一郎 記

 8月10日(日)第1回親徳館合氣道合同稽古を、玉名市天水町体育館武道場で午前10時から12時まで、草枕温泉で汗を流した後、午後1時から草枕山荘バーベキュー場において懇親会を夕方まで行いました。台風11号上陸の予報が流れる中での開催で、一時は中止する事も考えましたが、合同稽古には後から参加した内尾さんも含めて21人、懇親会には6家族含む約30人の笑顔を見て、やって良かったと思いました。
 午前10時前、天水道場の皆さんが準備してくれた道場に、植木道場、北部道場の会員が集まり記念撮影、礼拝から稽古が始まりました。6歳の立川仁誠君から61歳の武田信二さんまで、年齢を超え、オーストラリアやウズベキスタンの会員、小学生、女子高生、社会人等様々な立場の会員が一つの技を求めて稽古する様は、微笑ましくも頼もしいものでした。
 晴れ間の見え始めたバーべキュー会場で、いろんな肉類、野菜類を焼く煙の立ち込める中、缶ビール、ジュース等を飲みながらの歓談はとても楽しいものでした。また、食べ終えた子供達は芝生広場でサッカーに興じ、その中には、オーティスさん、アクマルさんの姿もありました。至福の時も、午後4時に終了、それぞれ帰路に着きました。初めての試みだったイベントに、快く幹事を引き受けて頂いた天水道場の小川さんご家族、本当に有難うございました。

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