大先生の一言

暗 く な っ た 時 、 明 る い 光(本 物)が 見 え て く る 。
何 も 分 ら な い 時(混沌とした時)は、光(本物)さ え も 分 か ら な い 。

※平成3年12月11日の月次祭の納会で話された大先生の一言

暗さを追求したら、それは暗さではなく曙へ向かう、暁の一瞬の暗さであることが分かる

 大先生の著書「合気道のこころを求めて」の139ページに「明・暗」と表題があるが、その中で「関係道場の座談会の席上で、若い会員の一人が、万生報のこの欄の内容が暗いけれどもどうしてか、明るいものを書いたらどうか、というような質問を受けたのである。」と書かれている、その若い会員とは私です。

 当時24歳、弐段の私は無職で将来の光が見えずどん底の日々、大先生は丁寧に誠意を込めて「暗く感じているかもしれませんが、それは「合気は愛なり」という大精神の光を掲げ、我々合氣道人は、人生の悟りへの道を、合氣道を通して行い進むことが出来る幸せを感じるのであるが、日頃の稽古の中に、常に明と暗を感じながら、一歩でも悟りに近づこうと努力しているのである。」と一介の支部会員の私に、答えて下さった事が嬉しかったです。

本多理一郎 記

 7月6日(土)東京にある春風館合氣道(館長橋口賢治)から、阿蘇の連盟本部道場に館長はじめ8人の会員が稽古に来てくれたので、親徳館からも私も含め5人(河村参段、眞村初段、岡本3級、村上級外)で参加、育翔館の会員と共に、木村功育翔館館長の指導のもと合同稽古を楽しみました。稽古終了後、獅子鍋、濁酒、ホルモン煮込みなどの差入れもあり懇親会も大いに盛り上がりました。また、道場にあるカラオケで、皆で肩を組みあって大合唱したりと23時過ぎまで交流を深め、阿蘇の夜を楽しみました。

 7月20日(土)21(日)に、連盟夏季合宿交流会が阿蘇市体育館、阿蘇プラザホテル及び連盟本部道場でありました。第一回阿蘇火の山旗合氣道演武大会は、阿蘇市が共催し日本合氣道普及連盟が主管として行ったもので、午後1時から開会式があり、佐藤義興阿蘇市長の来賓祝辞の後、育翔館少年部の演武で始まりました。9流派の会員、館長の演武がそれぞれの特徴を活かした演武で、観客に披露されました。親徳館からは、自由技で加藤友美弐段と北原有起初段が、館長演武では本田耕太郎五段が受けをとり演武を行いました。(YAHOO!JAPANの「合気道熊本阿蘇」で視聴出来ます。) 

 大会終了後、野口陽聖館館長の指導で交流稽古を実施、呼吸力養成など会員相互に技の中で交流を深め合いました。場所を阿蘇プラザホテルに移して、阿蘇の雄大な風景は雨で見れなかったもののゆったりと温泉につかり汗を流して、6時30分からの懇親会を楽しみ、10時からは北原初段、鹿児島道場の寺師健作四段と共に部屋飲みを深夜12時まで楽しみ、様々なことを話しました。翌日は連盟本部道場で宮原明雄祐氣会道場長の指導で交流稽古があり、昼前に終わりました。今回も連盟の会員と共に阿蘇の夏を満喫出来て良かったです。

※8月13日(火)~16日(金)の稽古中止です。

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