肉 体 は 魂 を 作 る た め の 器 で あ り 修 行 の 場 な わ け で す 。
*平成16年(2004年)8月月刊「秘伝」における、大先生へのインタビュー記事から
生から死までの肉体を如何に扱うかは自分の心の使い方一つのような気がします。
先日、義母の7回忌法要の時、お坊さんが「生は偶然、死は必然」「死は様々な状況で訪れるけど、それは原因と結果があるように生まれた時にすでに決められているんです。」と話されました。人生をどのように捕らえるかは、人それぞれ違いはありますが、生と死を肉体を基準に考えている人にとって大先生の一言は理解しづらいことかもしれません。大先生は、魂の永遠を信じ肉体はその人間に応じた器と考え、今を生きる我々の生き様を修行として捕らえられていたのではないかと思います。肉体は、確かに自分自身のような気がしますが、心の働きがなければ手も足も動きません。あくまで肉体を操っているのは心です。「霊主体従」とも話されたこともあります。自分の魂のレベルを引き上げる道具としての肉体を、如何に扱うかは自分の心の使い方ひとつのような気がします。
本多理一郎 記
11月8日(金)男澤孝芳初段の昇段祝いが、植木町の割烹「ほんだ」であり有志で祝福しました。男澤さんは、親徳館合気道に62歳で入門されました。若い頃スポーツ万能と言われた身体も、今は思うように動かない自分と戦いながら一歩一歩上を目指して掴んだ価値ある初段です。同氏は、親徳館のホームページを作成、その管理者として親徳館会員相互の融和を図られています。またウエッキー道場の創設に尽力され、合気道の魅力を多くの人に伝えるべく日々頑張っておられます。これからも、自分に合ったペースで元気に、弐段を目指して欲しいと思います。
11月10日(日)日本合氣道普及連盟第5回交流会が佐賀県みやき町武道館であり、7団体48人が参加しまた。今回の交流会は、昼食を挟んで1時間の稽古を衛藤館長(双平館)、中島館長(亮天館)、私(親徳館)の指導で3回行いました。12時から理事会を開き来年の予定を審議、可決(後日報告)して閉会しました。親徳館からの参加者は、今村3級、志賀3級、東さん、土森さんと私の5人でしたが、今回も様々な人達と稽古に汗を流せて最高の一日でした。
11月16日(土)沖縄道場で館長指導稽古を行いました。毎年1回の沖縄訪問は、私にとって、沖縄道場をゼロから立ち上げた思い出と共に、懐かしい会員との再会の場でもあり、とても楽しみにしているイベントの一つです。当日は、新聞広告で来た初心者も含め16人が稽古に参加してくれました。今年の稽古では、幼年部の会員の成長が印象的でした。積極的に前受身を行い元気いっぱいに稽古するのをみて指導部の熱意を感じました。私が居た4年間、会員同志で支えあった15年間の沖縄道場の歴史を土台に新しい芽生えがあることを嬉しく思います。
平成26年1月13日(月)、新春初笑い肥後にわか公演にキンキラ本多で初舞台を踏みます。