私のつぶやき

今を生きる私の人生、過去も、未来も今の生き方次第なら、与えられた感性を充分楽しみたい。

※ 親徳ニュース150号の作成に際して、期限まじかでフト浮かんだ私のつぶやき

私は思うんですよ。「常識とは、何なんだろうかと」私の父親は私に「それが常識なんだから」と当然のこととして説教してくれました。ただ今のロシアやウクライナ、イスラエルやパレスチナの人々にとっての常識は、我々日本人の常識とは全く違うだろうと思う。また、身近には日本でも、先の大東亜戦争(第2次世界大戦)を銃を手にして戦わなければならなかった父親達世代と戦後生まれの我々世代の常識とは同じではない。仕事、家庭環境、性別、住んでいる場所、年齢等々、世界中何処を探しても私と同じ常識を持つ人はいないだろう。人は、それぞれ違う、長崎南高校合氣道部顧問の平塚俊克先生から卒業の色紙に「禍は口より出でて、口より入る、我は、人生の主人公なり」という言葉を頂いた。大学受験に失敗し、自分の思い描いた未来像とは違ったように思えた私の人生、しかし紛れもなく私の常識に基づいて一歩一歩過ごしてきた私の本多劇場でした。良いとか悪いを判断するのではなく、私の人生の道程を顧みるとき何一つ無駄なことはないし、全て必要不可欠な事だったんだと思う。合氣道の精神に「自己の使命を完遂することこそ武の道であらねばならぬ」とあります。砂泊大先生は、「生かされていることが使命です」と私に答えて下さいました。これからの私の人生、過去をどれだけ輝かせ、充実した豊かな日々を送り未来へ繋げるか、与えられた感性で楽しみたいです。

本多理一郎 記

今年のゴールデンウイークに行った菊池渓谷

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