私のつぶやき

私は、この出会いの為に、防衛省合氣道連合会員として30年間続けて来たのかと思えた。

※防衛省合氣道連合会演武会に参加し、自衛隊員OBに呼吸力を気づかせて貰った時のつぶやき

約30年間勤務した自衛官を退職する2年前に参加した防衛省合氣道連合会演武大会で、呼吸力に関して、自分なりに素晴らしい体験をしたことがあったので、紹介したいと思います。砂泊先生からいつも呼吸力を学びその不思議を感じていた私は、全国から合氣道を稽古している自衛隊員と、東京の防衛省本館の敷地内で実施される演武会に参加させてもらえるのが楽しみでした。本物の呼吸力とは何なのか探究したかった私は無謀にも、階級や年齢に関係なく、力の強そうな人に本気で私の手を取らせ、呼吸力を試していました。そんな時、高齢のOBの方が私の両手を握ってこられました。押しも引きもされないので、私も手を取らせた状態で5分以上の時が過ぎました。そこで私が少しだけ力を入れて押しても微動だにしません。何か感じるものがあり、「有難うございました」とお礼を述べて手を放してもらいました。知人に尋ねると、開祖植芝盛平翁から直接合氣道を学んだ先生だということが分かりました。連合会の退会を砂泊先生に相談した時、「続けなさい」が答えでした。納得です。

本多理一郎 記

春成知寛君、第51回熊本県高校総合体育大会弓道個人男子で優勝

5月28日(日)早朝、朝刊を何気なく捲っていると,スポーツ欄に『春成(秀岳館)1年生王者』の見出しが目に飛び込んできました。お母様に「秀岳館高校に、弓道で特待生として双子揃って推薦入学することになりました。八代で寮生活をしますので合氣道が出来なくなります。これまで有難うございました」とご挨拶をお受けしたのが昨年の暮れでした。その後、どうしているのかなと気になっていたので記事を目にしたときは嬉しい驚きで、直ぐにお母様にお祝いの電話をしました。双子の宜毅君と知寛君が親徳館合氣道に入門したのは、兄の尚賢君が小学5年生で入門し、続けていたからかもしれません。小学4年生から揃って、ウエッキー道場に来るようになり、合氣道3級で五霊中学校を卒業するまで同級生と共に稽古に通ってくれました。毎回、楽しそうに稽古に来てくれる少年達に、私も励まされ元気を貰う日々でした。私は、弓道の事は分かりませんが、当然、この結果が知寛君の目指す弓道の頂点とは思えません。驕ることなく確かな実力を日々積み重ねていくことを陰ながら応援しています。
尚、この大会では、兄の宜毅君も準決勝まで勝ち進む健闘だったそうです。
これからも二人で切磋琢磨して充実した青春時代を過ごされることをお祈り致します。

※写真:熊本日日新聞 2023年5月28日朝刊より

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