大先生の一言

何を選んでも、良かったり悪かったりはある。
要は何を選び、それをどう生かすかです。

*平成9年4月26日合氣道開祖植芝盛平翁慰霊28年大祭での大先生の一言

心から自分の無力さに気付き、不甲斐なさを思い知らされた時に、求める気持ちが湧いた。

 私の呼吸力探求の原点は、昭和50年頃でした。高校1年生から合氣道を始めて8年、長崎道場では弐段になり、私より後から入門して来る人も多く合氣道にも少し自信を持ち始めた頃でした。ある日の稽古終了後、ある大学生に手を取らせて呼吸力を指導しようとしたところ、逆にその大学生の呼吸力が力が抜けて技が良く効きました。話を聞くと「熊本の本部道場で、合氣道部の夏合宿に参加しました。」とのこと。私は呼吸力がどんどん進化していることに焦りを感じました。初めて本部道場で稽古した時に初段にも成らない女子高生に技を止められるし、稽古終了後に呼吸力の稽古を1時間やっても相手に私の技は全く効きません、完璧に打ちのめされた思いで長崎に帰りました。しかし、この経験が私の呼吸力を強くし、謙虚に合氣道に向き合わせてくれたと思います。     

本多理一郎 記

 3月8日(火)第3回親徳館合氣道指導者稽古を午後9時から北部武道場で行いました。今回の参加者6名の中には、ウエッキー道場の松見章1級と松見志朗1級の2人の店主もショッピングプラザウエッキーの閉店後に参加、普段稽古できない相手との稽古に汗を流してました。次回は4月12日午後9時からです。

 3月13日(日)平成27年度植木公民館自主講座閉講式で、親徳館合氣道との拘わりを織り交ぜて,習字教室受講生としての感想を、植木文化センターの大ホールで発表しました。

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