大先生の一言

肉体を持ってるから修行できるが、霊界では修行できない。
肉体を通して魂を修行する。

*平成3年2月9日本部道場である月次祭の納会で、大先生が話された一言

生きている今だからこそ出来る、今しか出来ない大切なものを自覚して行動したい。

 2月21日(日)に「熊本城マラソン2016」が快晴の熊本で開催され、13500人が快走したそうです。親徳館合氣道からも眞村和也4級と木村圭佑5級がフルマラソンに挑戦そして完走、「親徳館Tシャツ」を着て走る2人を私も沿道から応援しました。大先生は「肉体を通して魂を修行することが大切なんです。」と機会ある毎に私達にお話しくださいました。『合氣道の精神』の中にも「霊肉一体の至上境に至るの業であり、道程である。」とあります。肉体があることで、思ったことが行動として表現できるし、間違ったらすぐに反省もできる、五感で感じたことを楽しむ事も、悩む事もできる。形のない霊界では思ったことを形として表現できない不便さがある。相手に思いを伝えたくても形の無いものには伝えづらい。生きている今だから出来る、今しか出来ない大切なものを自覚し行動したいです。     

本多理一郎 記

 2月9日(火)午後9時から北部武道場に於いて、第2回親徳館合氣道指導者稽古を行いました。参加者は7人で、呼吸力の養成を主体に稽古をしました。特に今回は、本田四段の大学の合気道部の先輩で、様々な流派の道場で稽古なさっている中谷哲雄氏(67歳)が参加して下さり、より充実した稽古ができたように思います。

 2月13日(土)沖縄道場で館長指導稽古を行いました。前週は沖縄にもアラレが降ったという天候で寒さを覚悟して到着した那覇空港は、九州の冷えた空気とは違って、いつものように生暖かな過し易い気候でした。22年前大先生一行が沖縄に来沖された時ご宿泊頂き、祝賀会を開いた思い出のネストホテル那覇(旧不二ホテル)に到着後、早速半袖シャツに着替えて那覇市内を散策し、午後6時からの石田中学校での稽古に間に合うように早めに会場に行きました。参加者は崎間道場長はじめ11人、古い会員も去年入門した新地煌・星頼の兄妹も一緒に元気一杯稽古を楽しみました。約2時間の稽古終了後、懇親会に大人の会員だけで行き、様々な一年間の変化や今後の沖縄道場の有り方について、話し合いました。翌日昼頃に沖縄を発ちました。合氣道をしたいと入門する人は急に増加するわけではありません。自分の信じた道が確かであれば道は開けると信じてます。

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