大先生の一言

「 悟 る と は 、神の世界と 人間の世界との 差が取れた ということです 。」

*「先生、悟るとは、どういうことですか」との、私の質問に答えて。

豊 田 さ ん、 一 瞬、 神 を 見 ま し た ね。

 日本合氣道普及連盟会長で、豊心館の豊田館長が40代の頃、万生館合氣道カナダ道場に指導稽古に行かれた際、「力自慢の大男と相手したとき、力一杯に技を掛けようとしても、ビクとも しなかった。全く技が効かない、これは、もう無理と思って諦めた時、全身の力が抜けてしまった。すると相手の大男に、見事に思った技が極まりました。」と大先生に報告されていた。
 報告を受けた先生が、「豊田さん、一瞬、神を見ましたね。」と話された。横で、その会話を聞いていた私が、「先生、悟るとは、どういうことですか。」との質問に対する大先生の答えです。当時は、雲を掴むような話に思えてましたが、気になる会話でした。そして、私の学んでる合氣道では、神を見るこ とが可能なんだと高揚したのを憶えています。

             本多理一郎 記

 11月13日(日)に、熊本武徳会武道場で行われた合気道新生会(代表 濱田 耀正)の主催する「砂泊誠秀先生一年祭慰霊演武」に、館長の私と本田耕太郎参段で参加しました。11月13日(日)に、東京の春風館合気道(館長:橋口賢治)の堀 幹宏 四段が植木道場を訪問、その日の夜の稽古に参加し親睦を深めることができました。11月27日(日)に、「日本合氣道普及連盟発足記念交流会」を、佐賀県みやき町中原武道館で行い、豊心館、親徳館、育翔館、双平館、北星館の会員約50名が、楽しみました。
 交流稽古は、午後1時30分から2時間行われ、その後、懇親会を働く婦人の家で行いました。 親徳館からは、私以下12名がが参加、吉野ヶ里遺跡で、昼食を済ませて後、他道場の会員との稽古に汗を流し充実した時を過ごしました。

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