私のつぶやき

成って来ることに任せる。 それが身につく。 そして成って来た理に委ねる。

※演武会の開催日を発表してから当日まで物事が思い通りに進まなかった時の私のつぶやき

 4年余り続いたコロナ感染による規制が解除され、普通の生活を当たり前として過ごせる幸せを日々感じています。親徳館合氣道も毎年恒例の演武会を、7月30日(日)に植木スポーツセンター武道場で4年ぶりに開催することが出来ました。5月に開催予定を発表したものの4年も経つと演武会未経験者が7割と、何をしたらよいのか分からない会員が殆どでした。演武会当日は曇り空で、午前9時に参加者全員集まり会場設営、植木、北部、山鹿、ウェッキーの各道場から集まった会員との団体演武等の予行を行い、午前11時からプログラムの通り演武会が始まりました。出場した32人の会員は、段級の違いはあるものの約60人の聴衆の前で、それぞれの持てる実力を最高に出し切ろうと演武しているのが感じられ、演武会をやって良かったと実感しました。演武会終了後の懇親会で、今も合氣道を50年間続けている長崎南高校の後輩が「幼年部の子供達が、2時間騒がず移動せず最前列で演武を見続けていたのには感銘しました。」と感想を話してくれました。自分のする演武だけが演武なのでなく、普段からの立ち居振る舞い全てが演武会なのだと思った時、今回の演武会は事故もなく大成功だったのではないかと思います。この演武会に携わった全ての人々に感謝の気持ちを伝えたいです。5月から3か月思い通りにならないことが前日までありました。その度に「成って来ることに任せる、それが身につく、そして成って来た理に委ねる」という気持ちで困難に立ち向かったように思います。我が人生は続きます。

本多理一郎 記

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