大先生の一言

本物の技は、誰でもできるものでなければならない。特殊な人間がするものでない。

*平成6年4月30日、沖縄から大先生宅を訪ねた際、会話の中での大先生一言

今 年 も、自 分 の 心 身 の 内 に 真 理 を 悟 る 稽 古 を し た い と 思います。

 丙申、平成28年の新年明けましておめでとうございます。今年の元旦も自宅から阿蘇の峯に昇る初日の出を拝することができ、元気に新年を迎えられたことに感謝したいです。大先生は常々「私のしている合氣道は、本物なんですよ。」と話されていました。だから私は本物を学んでいるんだという誇りを持って稽古をしてきました。「本物の技は誰でもできるものでなければならない」とは、どういうことなのかを考えた時、逆に言えば、誰でもできる真理がその技の中にあるということにもなりはしないでしょうか。強靭な肉体を持った人間にだけにしかしできない技でなく、ごくありふれた人間が極意を身に付けることのできる本物の技が合氣道にはあります。自分の心身の内に真理を悟る稽古をしたいです。本年が皆様には素晴らしい一年になりますようにお祈り致します。     

本多理一郎 記

1月9日(土)くまもと森都心プラザホールで行われた第4回新春初笑い「肥後にわか公演」に今年も参加させてもらいました。今年の演目は「マンション計画」で、墓場にマンションを建てて金儲けしようとす る現世の人達と来世の幽霊との葛藤の話でした。劇には熊本の往年の大スターばってん荒川さんの御子息のイサオさん、大田黒浩一さん、かめきちさん、ミートボールさ んなども出演、普段の生活では味わえない環境の中、緊張感と達 成感を体験することができ、一年に一度の出演を楽しめました。私から入場券を買って観劇に来てくれた皆さん有り難うございました。

1月12日(火)午後9時から北部武道場で初めての親徳館合気道指導者稽古を本田四段、河村弐段、東初段と私で行いました。今後も、毎月第2火曜日午後9時から北部武道場で1級以上の会員を対象に行う予定です。参加者が増えることを期待しています。

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