大先生の一言

「自分の欠点を知り、相手の本物が認められるのは、伸びていること。」

*私が20歳前半、大先生が長崎道場に出張稽古に来られた際の話、私のメモから

基本でも何か一つ「本物」が掴めるようになったら、何でもできる。

 大先生が、まだ、合気道九州師範長で、合気道長崎道場師範であった昭和40年代から50年前半には、毎月1回土曜日と日曜日に熊本からバスで稽古指導に長崎に来られていました。私も10代20代の若輩者で、思い通りに成らない人生を嘆いたり、自暴自棄に陥りそうになる時もありました。そんな私に大先生のお言葉は、勇気を与えてくれるものでした。思い通りに成らないとき、他人に原因を押し付けてしまってました。人生の主役は私なのに、良いことも悪いことも自分の蒔いた種、私にないものを相手に見つけた時は、素直に受け止め相手の本物を認める心になるべきでした。書棚の奥にあった小さなメモに、合気道の奥深さを大先生の生涯変わらなかった合気道に対する真摯な思いを感じ、今の私を見つめる良い機会になりました。

本多理一郎 記

8月5日(日)に、第2回親徳館合気道演武会及びバーべキューパーティーを植木武道場と山本区公民館で行い、稽古成果をご家族や会員同志の前で発表し合いました。今回は、幼年部による膝行、後受身競争もあり、会場から声援が送られました。参加者は、観客入れて約40名でした。 

 8月18(土)に、育翔館合気道木村道場の道場開設祝いがあり、私も来賓として参加しました。木村道場及び日本合気道普及連盟本部道場の落成報告祭は後日ある予定です。                   

 

※ 連盟本部道場畳代の寄付に賛同して頂いた皆様、心から有難うございました。

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