大先生の一言
「人を動かすには、まず相手を喜ばせることです。浮かせないと動きません」
*稽古の際、相手が動かないので、どうすれば良いか質問した時の大先生の一言
長所を伸ばしてやれば、知らないうちに短所は陰を潜める
「物事を動かそうとするとき、押さえつけて引っ張っても動きません。重くなって益々動きません。下から持ち上げてあげると軽く動くものです。」と話されました。『合氣道の精神』の中に、「合氣とは愛なり、天地の心を以って我が心とし」と云う冒頭の言葉があります。また、「武技は天の理法を体に移す」ともあります。人を導くとき、相手の欠点を指摘して思い通りにするより、相手の長所を伸ばして善導するやり方が天の理法に適っているように思います。
大先生は、「長所を伸ばしてやれば、知らず知らずのうちに短所が陰を潜める」とも話して下さいました。合氣道に呼吸力という力の出し方がありますが、まさに、この心を武技にした動きではないかと思います。呼吸力とは、当たり前のことを力まずやることなのかも?
本多理一郎 記
7月1日(日)に、菊陽町図書館ホールで午後2時30分から行われた「第16回RKKカルチャーセンター合気道講座発表会」 後援:合気道愛真館(館長 坂部旨次)に、館長の私と本田耕太郎参段で友情出演しました。充分な稽古時間を取れなかった分、気迫で自由技を行いました。
7月15日(日)に、総合型地域スポーツクラブ 「植木クラブU&U」主催の合気道初心者講習会が植木武道場であり、暑さに負けず稽古に汗を流しました。参加者は5人でした。