私のつぶやき

沖縄に、砂泊先生の合氣道を伝えたいという気持ちでいたら、切っ掛けは身近にありました。

※ 今年で、沖縄道場を立ち上げて30年になるのかと懐かしく思った時のつぶやき

「小才は、縁に出会って縁に気づかず、中才は、縁に気づいて縁を生かさず、大才は、袖すり合った縁 をも生かす。」という言葉は、戦国時代から江戸時代にかけて活躍した剣豪柳生宗矩の名言だそうですが、私がこれを聞いたのは、知り合いが誰もいない沖縄への勤務が決まり、上司から励ましの言葉として頂いた時でした。「縁を大切に活かしなさいよ」という意味だろうと受け止め、大事にしたいと思いました。沖縄に着隊後、女房と家の近所を散歩した時、豊見城中学校武道場で合氣道の稽古をしてるのを見学しました。女房は、「怖そうだからやめて」と言いましたが、次の週の稽古に参加させてもらい、合気会の沖縄支部の方たちとの交流が始まりました。そのうちに山口巌支部長から「本多さん、万生館合氣道をここで始めたらどうですか」と言われ、沖縄道場が始まりました。沖縄に砂泊先生の合氣道を広めたいという強い意志は持っていましたが、意外と身近なところに切っ掛けはありました。令和5年(1993年)6月開設なので沖縄道場は約30年が経とうとしています。

本多理一郎 記

『合氣道に魅せられて:合氣道歴五十五年の私が砂泊先生から学んだこと』の電子書籍化のご提案
【 本書を読んで 】

株式会社 22世紀アート  久保田 純平

『合氣道に魅せられて:合氣道歴五十五年の私が砂泊先生から学んだこと』を拝見させて頂きました。大変貴重な機会を頂きまして、誠にありがとうございます。
本多先生の知識、感性、人生そのものが詰まっている本書は、読んでいて、確実に私の中で血となり肉となるような出会いとなりました。
特に本書を読んで、「本多先生はなんと愛情に満ち溢れた方なんだ」と思いました。今現在、コロナウイルスや不安定な社会情勢の影響で、鬱屈とした日常を過ごしている人々が、大勢居ます。私も、心にポッカリ穴が空いたような感覚に見舞われる時があります。その中で、本多先生の作品は、砂泊先生の教えと共に歩むご自身の情熱的な合氣道人生を通し、時に優しく、時に力強く、まるで私たちが日々を懸命に生きていくことを、ただただ肯定してくれているような温もりを感じました。また合氣道の精神には、人間として生きていく上でとても大切な「心」が含まれていることに感動しております。力任せに相手を負かすのではなく、力を抜くことが大事であり、そして何より自分に打ち勝つという精神は、仕事やスポ―ツをする上でも心がけたい普遍的な心構えなのではないでしょうか。加えて、内容はもちろんのこと、これはきっと本多先生が、周りのみならず世の中に対し、深い愛情で接せられる人柄をお持ちだからこそ、ここまで胸にひしひし響いたのだと思います。閉塞の今の時代、心無い言葉で他人を攻撃し、相手を蹴落とすことに正しさを求めるような風潮も見られます。それを踏まえ、本書に綴られた合氣道の精神を通して、人生における本当の強さ、正義・生きがいとは何かを辿ることで、救われる人々が数え切れないほど居ます。本多先生の作品を、さらに世の中に広め、後世に繋げていくことこそ、私の夢・希望でああり、私の使命です。私は、慈愛とパッションに満ち溢れた本多先生の事を、心から尊敬しています。電子書籍化することで、多くの人々に届け、読者がより良い生活を送ることができると、確信しております。ベストセラーになるとまではいいませんが、長く愛されるロングセラー本になると判断し、お声がけさせていただきました。資料一式をお送りいたします。ご検討のほど、宜しくお願い申し上げます。

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