大先生の一言

力が抜けた状態を、目が覚めた状態でやるんです。
囚われてはいけない。

*平成2年5月、有段者研修会で、呼吸力の出し方の説明に於ける大先生の一言。

12月3日は、米国陸軍軍人への合氣道指導と2016年親徳館忘年会、興奮の一日でした

 10月中旬、自衛隊の後輩(現役)から「日米共同指揮所演習の演習の合間に日本文化紹介のイベントがあるんですが、合氣道を米軍に指導してもらえませんか」との電話依頼を受け、その場で了解の返事をしました。12月3日(土)健軍駐屯地の屋外天幕の特設道場で、午後2時から4時、アメリカ陸軍の屈強な軍人8人に対し、本田四段、河村弐段、東初段、谷富(合気会初段)と私で合気道指導を行いました。
 通訳に紹介を受けた私は、ピコ太郎の「PPAP」を歌って緊張感を解した後、木剣での祓い、礼拝、「合氣 道の精神」の奉唱、稽古風景を普段通りに始め、初段の2人が1~4ヶ条表裏、四段と弐段が自由技、短剣、木剣、杖の武器技を3人の受けを使って私が演武を行いました。休憩を挟んで、米軍隊員に合氣道の準備運動、体裁き、受身、基本技などを体験してもらい、激しさの中にも友好的な時間を過せました。
 同日、午後7時30分から植木町の中華料理「まるみ」で2016年親徳館忘年会を行いました。過去最多34名の参加者となった今年は、米軍に合氣道指導した初体験の興奮もあり話が盛り上がり、ビンゴゲームに一喜一憂、楽しい師走の夜を皆で楽しみました。  

 本多理一郎 記

 

おすすめの記事