大先生の一言

自分から進んでやる仕事は楽しい、嫌な仕事は楽な仕事でもきつい。

*昭和58年6月5日九州学生合氣道連盟演武会の中での大先生の一言

大好きな合氣道をやる為なら様々なことが、私の心の糧と実感できる。

 自分の小さかった頃の事を思い出してみたい。「理一郎、勉強せんね」と母に言われ、「今、やろうと思ってたのに」と言って渋々机の前に向かったものの勉強は少しもはかどらない。しかし、絵を描いたり、歌を歌ったり、その他自分が面白いと思ったことは、「いい加減に、止めたら」と言われても自分の納得できるまでやりたかったし、時が過ぎるのが分からないくらいに楽しかった。進路に行き詰まったときにやりたいことを箇条書きしてみたら11項目あった。そして今できること、できないことを整理して一つずつ達成するようにしたら楽しくなった。嫌な仕事と最初思っていても心の持ち方を変えることで楽しいと思えることもあった。
 他人から「頑張ってますね」「大変ですね」と言われても、大好きな合氣道をやる為なら様々なことが、私の心の糧になっていると実感できる。     

本多理一郎 記

 11月16日(土)沖縄道場で館長指導稽古を行いました。今年の稽古は沖縄県知事選、那覇市長選と時期が重なり土曜日だけの稽古になりましたが、会員の成長を肌で感じることができ嬉しかったです。
 以下は、今回、沖縄道場の稽古に熊本から参加した会員2人の感想です。
東友美(3級)私の印象に残っているのは、子供達の稽古に対する姿勢です。とても真直ぐで、前受身を積極的にしていたことです。私も今、前受身を練習してますが失敗することも多く、少し落ち込んでました。今回の稽古で、やはり合気道は楽しいと感じるとともに新しい刺激をもらいました。また崎間道場長はじめ皆様には、沖縄観光案内等、楽しい時間を有難うございました。
土森有見子(4級) はじめは少し緊張気味の子供達も稽古を通して打ち解けていき、一緒に学ぶことで繋がりができ、お互い自然に笑顔になれました。また、自分たちで創意工夫をしながら続けていく素晴らしさ、大変さも改めて知ることができ、とても貴重な時間になりました。最後に、本多先生に直接教えて頂けることが、とても有り難い環境であることを再認識することが出来たので、これからも教えの一つ一つを丁寧に、そして大切に学んでいきたいと思います。

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