「弱点を曝け出して稽古しなさい。」「挫折の機会がある。その時が一番自分を成長させる」
※ 指導者研修会で指導をして自分の未熟さを思い知らされた時の 私のつぶやき
今年の連盟指導者研修会で、最後に指導をさせて頂きましたが、自分自身の呼吸力の未熟さをつくづく実感し、更なる呼吸力の探究に意欲を燃やす、切っ掛けを与えてもらったような感じがします。研修会に参加した皆さん有り難うございました。本来ならば「呼吸力とは何なのか」を理路整然と説明すべきだったのでしょうが、まだそこまでの実力はありませんでした。『合氣道に魅せられて』の中で砂泊先生は、「弱点を曝け出して稽古しなさい。そこから技が進歩します。」「必ず、挫折の機会がある。でもその時が、一番自分を成長させる。」と我々弟子達に機会を捉えて話してくださいました。若い時に感じた挫折とは、異質の挫折とは思いますが、素晴らしい節目を頂いたと感謝しています。新しい年は、もう直ぐ始まります。合氣道の精神を体現できる人生を目指し日々の稽古に精進したいと思います。
本多理一郎 記
11月30日(土)に、日本合氣道普及連盟指導者研修会が本部道場であり35名が参加しました。各地から集まった道場の指導者は、12時50分から豊田会長の挨拶の後、約1時間を担当して、最初に、豊心館の豊田駿一館長、陽聖館の野口敬史館長、親徳館の本多理一郎館長、各人が、「合氣道の精神」を如何に捉え、砂泊先生の呼吸力を技を通して伝えるか、様々な方法で指導しました。午後4時20分には、終了し、その後、理事会を行い。阿蘇プラザホテルで午後6時30分から忘年会があり翌朝解散となりました。雪の白い帽子を頂いた阿蘇五岳を横目に見ながら帰路に着きました。今回の親徳館の参加者は、本田五段、中尾初段、私の3人でした。
11月23日(土)に、植木武道場において、令和6年親徳館合氣道演武会を行いました。週間天気予報では、この日は、この冬一番の寒さになるということだったので、心配してましたが晴れた絶好の天気になりました。今回の演武会は、全般的な統制を本田耕太郎五段にしてもらい、準備を進めましたが、仕事があり、全ての道場を把握できない状況もあり、皆で彼のできないことをサポートしあいました。4ヶ所の道場生全員が集まるのは当日が始めてだったので、不安な日々が続きました。しかし、私の心配を裏切るように、出演した会員は、立派な演武を披露しました。演武は、武を演じると書きます。演舞でも、演技でもありません。観衆の前で自分自身を曝け出しあるがままを発表する場です。だから失敗はありません。ただ、この経験を糧にして今後の合氣道の道を歩いて欲しいです。 また、この日の午後7時から、中華料理「まるみ」で忘年会を行いました。集まった人数は、13人と例年と比べると少なかったもののコロナ解除後、初の忘年会を考えると仕方ないと思いました。参加者は、テーブルを回って歓談し親交を深めていました。
令和6年 稽古納め 12月27日(金曜日) 山鹿武道場
令和7年 稽古初め 1月 6日(月曜日) ウェッキー道場
令和6年の正月は能登半島地震で明け、様々な出来事があった年でしたが、会員の皆様にとってはどんな年でしたか。
新しい年が皆様にとりまして、より良い年になることを祈念いたします。