やらずに後悔するよりは、やって後悔する方が、納得できる気がする。
※ 「合氣道に魅せられて」(電子書籍「砂泊先生の教えと言葉」)の
AI英語翻訳出版を提案、推奨され、悩みぬいた末に決断した私のつぶやき
「合氣道に魅せられて」を令和4年3月に自主出版をし、9月で2年6か月になります。この本は、手帳に書き残した砂泊先生の教えと言葉を基に、自分なりに感じた思いと親徳館合氣道の会員に対して作っていた親徳ニュースをまとめ、70歳の節目の年に出版させてもらったものだったので、自分の予想以上に高評価をもらい恐縮しているところです。また、これからは、紙の本よりも、インターネットの時代ならば電子書籍も必要と思い、勧められるままに電子書籍を出しました。そしてこの度、AI英語翻訳出版の提案推奨を、(株)22世紀アート取締役から直接頂いたにもかかわらず、日本語版の売れ行き具合や金銭的な都合もあり、ハッキリとお断りをしました。ところが、数か月後、出版企画部から再度、手紙を受け取りました。「本書は、単なる武術としての合氣道ではなく、その根底にある精神性や哲学を深く掘り下げた作品です。砂泊先生の教えは、日々の生活や人間関係にも適用できる普遍的な価値を持ち、読者に内面的な成長を促します。これらの教えは、文化や言語を超えて、多くの人々に共感と感銘を与えるでしょう」「現代では、合氣道や他の武術が表面的な技術や力に焦点を当てられがちですが、本書は合氣道の本質、つまり「愛と調和」を中心とした教えを伝えています。合氣道の哲学やその神髄を理解し、日常生活や対人関係に応用したいと考える海外の武術愛好者や精神修養を求める読者にとって、貴重なリソース(供給源、資源、財源)となるでしょう」等、6項目に亘って推奨文がありました。砂泊先生は、私達に「開祖の誇りを傷つけたくない。植芝盛平先生の精神を伝えたい」と事あるごとに話して下さいました。戦前からの内弟子として合氣道修業された砂泊先生の思いの万分の一でも、世界中の人々に届ける事が出来れば本望です。動き始めました。私が今なすべきことはしました。下の作品は銀杏木の切り絵です。
本多 理一郎 記