大先生の一言
魂 は 楽 を し た ら 喜 び ま せ ん 。 苦 労 し た 時 に 魂 を 鍛 え て い ま す 。
こ の 世 は 、 魂 を 磨 く と こ ろ で す 。
※昭和60年11月23日秋季演武大会における大先生の一言

万有愛護の大精神を以って自己の使命を完遂できる社会実現への苦労を合氣道でしたい。

 人間はそれぞれの苦しみから解放されようと様々な道具を用い、様々なものを加工し、海の幸、山の幸が無尽蔵にあるものと思い、開発という前向きと思われる言葉に惑わされ、欲望の赴くままに地球を乱開発し、今や「天に唾を吐く」如く、人間の所業のお返しを受けている時代を過ごしている様に、報道番組を観ていると思えてきます。「楽したい」「目標を達成したい」為にする努力には苦労がつきものです。努力して報われる人もいるだろうし、結果が出ないと自暴自棄になる人もいます。
 しかし、よく考えてみると目標を達成したその時は一瞬で、そこに至る苦労の時間の方が遥かに長いです。成ってきた結果に依って人生が変わることがありますが、良くも悪くもその人だけにしか味わえないかけがえの人生です。
 今後、人間が進む未来がどうなっていくか分かりませんが、万有愛護の大精神を以って自己の使命を完遂できる社会をする為の苦労を合氣道を通してやっていきたいです。


 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、昨年12月から稽古が出来なくなっていた沖縄道場の稽古が、「11月10日(水)からできるようになりました」と喜びの報告を崎間道場長から受けました。これで全ての道場が以前のように活動出来るようになりました。大変嬉しく思います。

 令和2年3月から休止していたウエッキー道場を、11月8日(月)から午後7時から8時に稽古時間を変更して再開します。冷暖房完備で、武道場より狭いです。

合氣道開祖 植芝盛平翁直筆書
(初代有段者会会長 糸川 齊氏 より受領)

おすすめの記事