大先生の一言

「 私のしている合気道は、古流でも、武術でもありません。」

*平成5年、東京から来た全国版雑誌『秘伝古流武術』の取材記者に対する大先生の一言。

人気の全国版武道雑誌のタイトルを変更させた大先生の実力をみました

 「関東一円の読者アンケートで、今一番特集して貰いたい武道家を尋ねたところ、熊本の砂泊先生が一番多かったので、取材させて貰いにきました。」とその記者は大先生に話してました。稽古後、道場近くの喫茶店での取材に、私も同席させて貰いました。記者の話を聞いた後、大先生は、「私のしている合気道は、古流でも、武術でもありません。『秘伝』ならいいでしょう。」とタイトルに不満を述べられ「合気道は、生成化育発展するものなのです。」と話され、東京からわざわざ熊本に取材にきた記者に対し一旦は取材を拒否されました。果たして平成5年7月号(第15号)のタイトルは『秘伝』に変更され、砂泊先生の特集記事が掲載、大写しの先生の写真 が表紙を飾りました。『秘伝』は今も人気の武道月刊誌です。

             本多理一郎 記

 

 4月8日(日)に、第2回日本合氣道普及連盟交流会が植木武道場でありました。
 12時から、役員会が山本区公民館であり、急遽今日の稽古指導を親徳館館長の私が担当することに決まり、1時30分、各地から集まった約40人の連盟会員に対して稽古を始めました。私なりに感じ、これまで大先生より学んだことを存分に指導させて頂きました。途中、宮崎天満道場の伊藤道場長にも指導をお願いし、連盟以外の道場との親睦も図りました。午後4時に、桜満開の山本区公民館で懇親会を始め約2時間、飲んだり食べたり話したり楽しい時間でした。 

おすすめの記事