私が入門した頃は、最初から皆と同じ技をして、叩きつけられ、痛めつけられていたものです。また、先輩たちはそれを楽しみにしているように、極め技をされました。なんせ地獄道場と言われ、 本当に好きな人だけしかやってきてなかったからですね。 それに引き換え、今はできるだけ柔らかくしてますから、それに最初に受け身をしっかり教えて、それからの技ですから、 怪我をしないように怪我をしないようにとしていますからできますよ。気長にやることですね。
*昭和52年2月5日(月) 夕稽古の際に話された大先生の一言
合氣道を通して、日本の伝統、文化を守り伝えていかなければならないと思います
先の大戦の戦時中、当時地獄道場と言われていた合氣道開祖の道場に十代で内弟子として入門された大先生の心意気が感じられます。「この武道を3カ月やったら、天下無敵になれる。」との 開祖の言葉を支えに、歯を食いしばって日々の稽古に耐えられていたのではないかと想像するところです。
それに引き換え、平和な今日の時代(戦後32年)の稽古を較べてみて、合氣道の稽古の在り方を、その違いをつくづく実感されたんではなかったのかと私は思います。 平和な時代に活かしてもらってる今の私達は、先人たちが命を懸けて守り抜いた国土と国民の歴史の上にあることを感謝しなければいけないと思います。 大東亜戦争(第二次世界大戦)に従軍したり、その時代を生きた人が少なくなった今、私たちは合氣道を通して日本の文化を守り伝えなければと思います。
私が住んでいる熊本市北区植木町岩野の上岩野自治会の役員の改選があり、2月6日に上岩野神社氏子総代に就任し、様々な行事に参加させてもらってます。 7月20日(月)には、「茅の輪くぐり」という行事に参加させていただきました。前日に茅を刈りに行き、神社で茅の輪を 20日朝、作成しました。茅の輪くぐりの行事は、「茅の輪をくぐることで、心身を清めて厄災を払い無病息災を祈願する夏越の禊を象徴する行事」で、 新型コロナウィルスが蔓延している今、地域の代表として一日も早く終息することを祈って手を合わせてきました。
沖縄道場の稽古は、新型コロナうぃするの沖縄県感染拡大の影響を受けて、「終息するまで当分の間、中止します。」 との報告を受けました。やむを得ない対処だと思います。
山鹿市役所から山鹿武道場使用禁止の連絡を受け、当分の間稽古が出来なくなりました。 植木、北部の武道場についても、近いうちに使用禁止になると予想されます。
本多 理一郎 記