創刊号~第55号分

創56号~第91号分

親徳ニュース 第96号(令和1年5月1日)

相手を浮かす、 どちらが早いかとは、力を抜くことにより相手を自在に扱う。相手が力を入れて入ってきたから、こちらも力を 入れるじゃ相手が早い。しかし力を抜けば、相手は自分の自在になり、その後は自分の思い通りに導けばよい。

*昭和56年2月14日(土)有段者研修会の前日の稽古で話された大先生の一言

大先生の技を、言葉の中からでもヒントを得ようと、私なりに稽古に励んでます

5月5日の子供の日を前に、初節句の家の庭には鯉のぼりが勢いよく泳いでいます。熊本市西区の高橋稲荷神社の 近くを流れている坪井川に、沢山の鯉のぼりが泳いでいるとの情報を得たので、撮影に行ってきました。アオサギが 川に向かい、鯉のぼりを狙っている様に見えたので、面白いと思いシャッターを切りました。5月1日から令和の時代が 始まりました。親徳館合氣道にも新会員、昇級者が誕生しています。「この武道に縁があって良かった」と思われる ように精進したいです。

本多 理一郎 記



親徳ニュース 第95号(平成31年4月1日)

真剣に生きて、成ってきたことは、神さんの意志

*平成5年1月17日(土)昼稽古の後に話された大先生の一言

「令和」が始まる。成ってきた歴史に新しい歴史を重ねるのは、今を生きてる私達です。

平成31年4月1日11時41分、菅官房長官から新元号「令和」が発表されました。仕事が休みだった私は、 その時を自宅のテレビで見ていました。いよいよ日本の新し時代が始まるんだという期待に訳もなく心が高まるのを 感じ、大化の改新(西暦645年)から1374年目の今、連綿と続く歴史の中に生きていけることを実感する瞬間でもあり ました。また国を統治する血統がこれほど永く続くのは、世界で日本だけで、国民として誇りです。熊本市北区の寂心さん の樟には、鎌倉時代、鹿子木荘の地頭として源頼朝の命を受けた豪族、鹿子木寂心の墓石が大木の根元に巻き込まれている との言い伝えがあります。植物の成長にも歴史を感じます。転じて、私自身にも67年間真剣に生きてきた人生史が あります。そしてそれは、地球誕生から続くDNAという命の記録の延長線上にあるものです。5月から始まる「令和」の 時代、成ってきた歴史に新しい歴史を重ねるのは、今を生きている私達です。

本多 理一郎 記


3月21日(春分の日)に第2回ユーパレス弁天杯グランドチャンピオン大会がありました。 私は、「山のけむり」を歌いジョイサウンドのカラオケ採点で95.2点で、小学4年生の「ハナミズキ」95.9点に叶わず 準優勝でした。楽しんだだけ丸儲け、結果を素直に受け止め次に繋げたいと思います。


3月27日(水)天水道場を閉じるけじめとして、最後の会員3人と保護者2人と共に 天水町のレストラン「果夢樹」でお別れの食事会を行いました。玉名市での私の合氣道は、 平成19年5月に玉名市総合体育館でジョイントマットを敷いて講習会を開いたのが始まりでした。その後、玉名勤労者福祉 体育館、天水町公民館、天水町総合体育館内の武道場と稽古場所は変わりましたが、その都度、熱心な会員の支えもあり、 続けることができました。大きな転機は、熊本地震でした。天水武道場も大きな被害に遭い、1年間稽古ができない時期が あり、再開した時、複数の会員から「合氣道を辞めます」との意思表示がありました。それでも、少数ですが「続けた い。」という会員もあり、その気持ちに応えるべく、続けていました。3人の現会員はクラブ活動と両立させて頑張って くれましたが受験、進学による退会を言われたので天水道場の幕を下ろすことにしました。これまで玉名の合氣道を 支えて下さった皆様、有難うございました。

*連盟春季交流会予定  令和元年5月11日(土)午後  連盟本部道場(阿蘇市)

指導:(前半)木村功育翔館々長      (後半)本多理一郎 親徳館々長



親徳ニュース 第94号(平成31年3月1日)

当たってもいいつもりで打ち込まないと、相手の導きの呼吸が分からないでしょう。

*昭和53年4月19日本部道場の夕稽古での大先生の一言

「合氣道は受身をして技を覚えるんだ」という先輩の言葉を思い出しました。

木剣技の稽古の時、大先生からかけられた言葉だと思います。夕稽古に木剣技をされるのは珍しいことで皆の前に 出て大先生の受けを取ることに緊張してることもありました。失礼ではありますが「木剣が本当に大先生に当たったら どうしよう」と躊躇していたんだと思います。大先生に言われて、思い切り木剣を振り下ろしたところを見事に技を 掛けられました。その後はその時の反省もあり本気に思い切り受身をしました。合氣道を始めた頃、先輩から「合氣道 は受身をして技を覚えるんだ」と言われてました。相手の導きの呼吸を体得するために、真剣に受身をすることの大切さ を教えられた出来事でした。合氣道は勝ち負けを競う競技ではありませんが本物があります。

本多 理一郎 記


父さんの言葉に励まされて        初段  上地 孝

僕が合氣道を始めたきっかけは、お父さんに合氣道を見に行こうと言われ、見に行ったことです。 合氣道というものが、最初何なのか全く分からなくて、またその時、小学6年生ということもあって興味津々でした。 実際に見てみると、正直、「やらせなのでなないか」と思いました。しかし、自分で技を受けてみると、身動きが取れなく なったり、簡単に転んだりしました。相手は力をあまり入れていないはずなのに何故だろうと、もっと興味が湧きました。 それから、親子で合氣道を始めました。初めは、基礎の動きも全然できず。合氣道って実際にやってみると難しいんだと 思いました。それから練習を重ねて基礎の動きはできるようになりました。出来なかってことが出来るようになるのが 楽しくて仕方ありませんでした。しかし、合氣道を始めて1年が経つ頃は、その時部活もあってので忙しく、疲労が溜まって いたことや、何より少し飽きてきていました。休むための口実を考えて、サボっていた時もありました。時には辞めて しまおうかと思った時期もありました。けれど、父さんが「合氣道行こう」と言ってくれたおかげで続けることができました。 そして気が付くと、もう初段を取る前まできました。初段の昇級審査は今までのものとは、量も質も違ったし本多先生の 見ている前なので、すごく緊張しました。でも練習してきた成果もあって、初段を受かることができました。本多先生から 賞状と黒帯を受け取った時が、一番嬉しかったです。これからは受験生になるので一旦合氣道はお休みしようと思います。 ですが受験が終わったら、また合氣道を続けたいと思います。



親徳ニュース 第93号(平成31年2月1日)

「結ぶ」練習、これが呼吸力です。

*昭和63年3月13日(日)有段者研修会での大先生の一言

呼吸法の養成法で身につける「結ぶ」ことの基本は、寄り添い、思いやることかも しれません

最近思うことは、呼吸力の稽古に於いて、相手に対し片手取り呼吸力や両手取り呼吸力の養成を行う際、押せること 引けることで満足しているのではないかということです。屈強な相手に対し私が力を抜いて押すことが出来れば相手は ビックリします。また、その相手が渾身の力を込めて私を押しても、私が微動だにしなかったら、不思議なマジックでも 見ているように驚愕の表情を見せます。しかし、呼吸力の目的は、押せる引けることではなく、「相手と如何に結べるか」 そのための養成法を、身体を通して実践しているという自覚を持たないと、ただ単なる押し合い引き合いの力の優劣を自慢 しあう稽古になりはしないでしょうか。ただ任せていれば、相手との接点に於いて一体になり押されも引かれもしない 状況があります。変幻自在の心に導かれ、相手を自由に操れる。当然、相手に敵意が無い場合は何もしないでも良い訳です。 結ぶことの基本は、相手に寄り添い思いやることなのかもしれません。

本多 理一郎 記


報告

1月12日(土)第7回肥後にわか新春初笑い公演が、くまもと森都心プラザホールで開催 されました。第1部では、熊本地震をテーマにした映画「駄菓子屋小春」の八名信夫監督が特別ゲストで登場、映画出演 されたキンキラ陽子団長と映画の魅力について対談しました。第2部は、「”ヨ”!三代目」という呉服屋の息子が跡取り として成長するまでを面白可笑しく描いた肥後にわかがありました。三代目役で主演する予定 だったタレントの大田黒浩一さんがインフルエンザで出演できなくなり、急遽本番2日前に、キンキラ一太さんが代役に 抜擢されました。突然の主役交代、稽古日は1日だけ、どうなるのだろうと思って本番前日の稽古場に行きましたが、主役の 二人は、普段通りに慌てることもなく淡々と稽古されていました。これが一流芸人の役者魂なのかと緊急事態にも動じない 団長と一太さんの覚悟に感動させられました。本番では、見事に役を演じきり、観客も大笑いで楽しまれているようでした。 私も一太さんとのアドリブの会話もうまくいきホットしました。また今回は加藤友美弐段にも受付を手伝ってもらいました。 団長宅を後日訪れた際、2020年1月11日(土)、今建設中の熊本城 ホールこけら落とし公演肥後にわかでして欲しいとの 以来を受けたので「やるつもりです。」と団長から決意を聞かされました



親徳ニュース 第92号(平成31年1月1日)

強い言葉は、毎日の努力ある一日の生活の積み重ねが生むもので、型(言葉)だけのものに、力はない

*昭和51年10月23日(土)神風連の変100年記念「神風連の夕べ」での大先生の一言

強い言葉とは、人の感情を動かすエネルギーのある言葉

新年あけましておめでとうございます。我が家から見える平成最後の初日の出は、曇り空のわずかな隙間を こじ開けるような光の輝きでした。それだけに神々しく、一瞬一瞬を大切にする巳亥の年にしたいと思いました。 「強い言葉とは、人の感情を動かすエネルギーのある言葉」とヤフーで検索すると説明がありました。人の 感情を動かすエネルギーのある言葉は、書籍を読んで素晴らしい言葉を見つけたからオウム返しにその言葉を 発したら皆が感動するというものではなく、やはり聞く人は、言葉を発する人の普段の生活、人となりを観た 中から言葉の意味を理解しようとするものではないでしょうか。「合氣とは愛なり」という言葉も、大先生から 言われるとその技や振る舞いから「なるほど」と理解したような気持になったものでした。自分の強い言葉で 「愛」を伝えられたらと思います。

本多 理一郎 記


活動報告

12月8日(土)親徳館合氣道忘年会を、植木町の中華料理店「まるみ」で午後7時から 行いました。今年の忘年会には、会員、保護者等30名が参加し酒と食事、会話を楽しみました。恒例のビンゴゲームを、 今年はやらなかったもののジャンケン大会を2回行いました。最後まで勝ち残ったのは、2回とも和水町から山鹿と 植木の道場に稽古に来ている谷川裕貴君(幼4級、小5)でした。賞金の使い道は、袴を買いたいとのことでした。 病気、仕事などで宴会に参加できない会員もいましたが、今年も年末行事を開催できたことを嬉しく思いました。


1月3日(木)夕方に起きた和水町震度6弱の地震は、我が家のある熊本市北区も 震度5弱を記録、2年8か月前の熊本地震を思い出してしまいました。我が家の被害は、大したことはなかったものの、 それでも時計が発生時刻の6時10分で止まるし、盃2個が割れました。「災害は、忘れたころにやって来る。」と 思いました。



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