合氣道とは

合氣道は、植芝盛平翁(昭和44年4月26日86歳で入神)に依って創始されたものであります。

 翁は、和歌山県田辺市に生まれ、若い頃から日本古来の剣術、柔術、槍術、杖術等各種の武道を修行し、 その奥義を究め、さらに進んで、精神的にも、哲学、宗教等の門をくぐり、種々難業苦業を重ねた結果、 現在の合氣道が生まれたのであります。

従来の武道は、相対的な相手を倒す闘争術として考えられてきましたが、合氣道は、相対的な争いの術から 脱皮して、相手と和合する陰陽の結びの道へと進んできました。

合氣道に於いて、相手と和合するというのは、どのようなことでしょうか。

武道には、攻めと受けがありますが、相手の攻撃に対して、正面からぶつかりますと破壊になります。

相手の攻撃を自分の円の動きの流れの中に吸収し、自他一体となってそこに一つの技(道)を造りだす、 その基本を教える道とも言えるでしょう。

相手を自分の流れに吸収する為には、自分が常に正しい状態に在らねばなりません。

心が正しい事に依って体が理に適うのです。

自然の流れに逆らうものは、自ら崩れ自滅する事を教えております。

翁は又、合氣道を「武産合氣(たけむすあいき)と唱えておりますが、それは自他一体陰陽の結びに依って 無限に技を産みだして行くという事であります。

自然の理に適った動きを毎日練習することに依って、知らず知らずの間に、心が健康になり、自らが向上して 行く事は当然であります。

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